バークレイ お多福

サンクス ギビング デー

2013/11/30 15:17 ジャンル: Category:未分類
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昨日はサンクスギビングデー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E8%AC%9D%E7%A5%AD)でした。毎年家族が集合してディナーを食べるだけなのですが、毎年毎年、周りも自分も歳を重ねるごとに感謝が深まってきます。みんなが元気で変わりない事、またこうして集まって(いろいろみんな都合もあって集まるのが難しいので集まるという事も一期一会という感じがする)何気ない話が出来てディナーをともにする事が本当にありがたいなと思います。

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いつも主人の妹のところでごちそうになるターキー(七面鳥)

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主人の妹の旦那さんはもう何十年も焼きたてのターキーを上手に切り分けてくれるが実は彼は2年ほど前からベジタリアンになってターキもいっさい食べない。

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ターキーも準備完了!ゲストがポットラックした野菜料理やサラダもテーブルにいっぱい並んでいました。私はライスサラダとローストしたブロッコリーを持っていきました。

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マッシュポテトもグレービーソースも完了!

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テーブルもきれいにセッティングされている。もう、後は食べるしかない!

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美味しかったね!

サンクスギビングデー(感謝祭)は当たり前の事に感謝する日なんだと最近やっと分かってきました。

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ごちそうをたくさん食べてもうお腹いっぱいでもやっぱり食べたいパンプキンパイ!アンの作るパイは最高!アンは看護婦さんで私のブログにも何度か看護婦のストライキの記事で登場しています。ストライキの結果、病院側も非を認め患者や従業員のための改善をしていくと約束して一件落着しました。応援してくださった皆さんありがとうございました。







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太郎の告白、押したり引いたり、諭したり叱ったり

2013/11/22 16:16 ジャンル: Category:未分類
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また子供の事を書いてしまうのですが、、、。今日はまず、太郎のことを書きます。もう、2週間ぐらい前になります。学校が金曜日から翌週の月曜日のベテランズデー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E5%93%A1%E8%BB%8D%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5)まで4連休となりました。私は前にも書いたように色々太郎のクラスで問題が続き疲れていたのでこの休みは本当に楽しみにしていました!

ところが、、、連休が始まった金曜日の夜にいつもの様に太郎の部屋のベットで本を読み始めたときに太郎が『マミー話したい事があるの』と言い出しました。私は「なに?」といって聞きました。またなんか欲しいのか誰かと遊びたいからプレイデイトしたいとかかな〜なんて思いながら聞いていると、話の内容は???

太郎は以前(多分何回かに分けて)学校においてあるレゴ(ブロックの小さいものでキャラクターや飛行機、お城などなんでもつくれるおもちゃ)のパーツ7、8個をstealした(盗んだ)と告白したのです。太郎自身は凄く真剣に考えだして『どうしよう、、、マミー』と言い出しました。もう、夜ですから私も疲れているせいか、あんまりびっくりしないで「学校のものは持って帰ってきていいの?」と質問したと思います。それで太郎は『だめ!』と答えたので「じゃぁ、返せばいいよ」と言ったのです。そしたら太郎は泣き出して今から返しにいくと言い出しました。

昼ならまだしも、学校は休日になっているし夜も閉まっていて誰もいないし、今は返せないからと説明すると、『じゃぁ、明日は?学校あいてる?』と聞くのです。「だから、4連休で月曜日まで学校休みだから火曜日に返しましょう。」と私が言うと大泣きしてしまいました。

太郎の気持ちはすぐに返してしまいたいと思っているのにあと、3日も我慢する事に耐えられないという感じでした。それは分かるけど、どうしょうもないでしょう。なんとか諭しました。そうしたら今度は火曜日にどうやって返したらいいか悩み始めました。『先生に怒られるのが怖い』と心配し始めました。私は「先生に正直に言って謝れば先生はきっとおこらないよー」と言いました。それでも心配なようなので「ダディにも聞いてみたら?」といいました。

ダディー、主人も私と同じことを言ったのでした。それから夕食のときなどにずっとまたその話題もちだすので、太郎がすごく悩んでいるのが分かりました。

日曜日の夜 明日、月曜日は連休最後だし久しぶりにバークレー マリーナ のピア(http://en.wikipedia.org/wiki/Berkeley_Pier)に行こうという話になりました。バスで30分くらいで行けます。そこで父は釣りをするといい、私は海岸で太郎と貝殻を拾うと約束したら太郎は大喜びでそれで気がまぎれて気持ちも落ち着いたようでした。次の日ピアで父は小さいサメを釣って太郎は大喜びでした。
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マリーナから帰宅して夕食を食べているときはやっぱり明日学校に行くのが怖いと言い出してそれは寝るときまで続きました。なかなか眠れないと困るので「じゃぁ、マミーが学校にいって返してあげようか?」といったら太郎はしばらく考えて『うん、、、、、、。でもやっぱり自分で先生に言って返す事に決めた!』と決心してやっと眠りました。

翌日の火曜日の朝、学校に行く時間です。太郎は『怖いけど頑張る』といったのでハグして見送りました。その日は1時間遅れで私も学校にボランティアに行ったので、昼休みに担任の先生に「太郎は謝りましたか?」と聞いてみました。先生は『そーなのよー!太郎ったらいつになく凄くシリアスでもう泣きそう、泣いてたわね、少し。』私は「実は連休中太郎はずっと心配してたんですよ」と言った。それから先生は続けて『それでね、レゴを盗んだなんて言うからねー。だから私(先生)は盗むなんて言葉はお願いだから使わないでって言ったの。だって彼は返しにきたんだもの。だからね、借りていたものを返しにきましたっていってくれる?って言っておいたわ。』という先生のお言葉だった。さすがだなー。ここで何十年も先生やってるキャリアがでるよなーとますます先生を尊敬してしまったまだまだ新米母親です。

太郎のクラスに先日ボランティアで行ったときに前回書いたように押してもだめなので実際に引いてみました(笑)。もう、どうしたら子供たちが言う事を聞いてくれるか方法が見つからない私は自分が冷静になるためにも引くしかなかったんですね。でもそれが良かったのです。

例の問題児の男の子は私がいつものようにくっついてこないのでおかしいと思ったのでしょうか?今度はむこうからくっついてきて私を何度も呼ぶのです。私は返事したり笑顔は送りますが決して近くに自分からは行かずに鉛筆を削っていたらその男の子は『ゆかり、何か手伝う事ある?』というのです。せっかくそういう気持ちになったのだからお粗末にしてはだめだと思い削った鉛筆を班ごとにのケースに入れてくれる?と説明するとちゃんと遊ばずにやってくれたのです。彼が私の言う事を聞いてくれたのはこれが初めてで私自身もびっくりでした。そしてうれしかった!「Cくん!ありがとう!凄く助かったわー」とお礼を言って彼もうれしそうでした。それから彼は落ちているものを拾ったり何かと私の役に立とうとしてくれました。途中で私の使っている辞書をとっていたずらする事もありましたがこれにも私はあまり反応せず知らんぷりをするといつもまにかやめていました。

私はCくんにはたかれても蹴られても怒らなかったけど凄く悲しくなりました。彼はどうしてこんな事をするようになったんだろう?と。それでどうにも出来ないので「I like you!」といって2、3度ハグした事がありました。これはかっこちゃんこと山元加津子さんが”大好きはうれしい”と教えてくれたことを思い出してやってみたんだと思います。そうしたら、なんと、クラスメートの男の子に『I like you!』といってハグしているではありませんか!?クラスの男の子にパンチやキックではなくてハグしてるんです!

鈴木鎮一先生がご著書に書いていらっしゃる言葉を思い出しました。”子供はそのままで完全”だと言う事。その意味を噛みしめた出来事でした。子供の中には本当は素晴らしいものがいっぱい詰まっているのですね。それを引き出さずに隠してしまったのは周りの大人の責任かもしれません。隠している覆いを一枚一枚とるのも周りの大人の責任だと思います。そのためにも子供たちと真剣に向き合う事が大事だと思いました。

でもなかなか簡単にはいきませんから、次回のブログはまた愚痴話から始まりかもしれませんね。。。それでもおまたおつきあいください。

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最近書いた太郎の絵『ドラゴン』


どうにもならない事もあるけれど。。。

2013/11/17 04:02 ジャンル: Category:未分類
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またまた太郎の学校の話になる。ちょっと弱音を吐きそうになっている私。太郎のクラスの事で先生や親が集まって色々改善して授業を行っているがそれでも最近、前よりも騒がしくて子供たちが集中しなくなっている。昨日、ボランティアに行った私はとうとう最後に大きな声で初めて2人の男の子たちを叱った。はじめ2人は廊下でランチボックスを投げて遊んでいたのだけど、それがぶつけ合いになり次は一人の男の子が相手を蹴飛ばしたところで私は教室の先生を呼んでから2人の名前を大きな声で呼んで叱った。先生も目撃してそれですぐに校長先生のところへ連れて行かれた。

学校は安全を守るために喧嘩もファイティングごっこも禁止で目撃されるときつーく先生に叱られる。
でも、子供に大声を出した私は後で凄く嫌な気持ちになった。喧嘩を止める方法は他になかったにしても。。。

私は日本で教育を受けた。私の世代だと今とは違うかも知れないけど、男の子は喧嘩してても先生は気が済むところまでやらせてから引き離してお互いの言い分を聞いて両成敗のあと仲直りをさせていたように思う。男の子というのは喧嘩が遊びのところもあってそれで色々覚えていく事もあるようだと思った。私の父の世代だと喧嘩して泣いて帰ってきたら親は「そんな情けないことでどうするか!」と喝をいれたそうな。。。

学校の安全のために遊びも限られて、教室では大人が目を光らせて勉強させたら、やっぱり子供たちも嫌になっちゃうかなーとも思う。それでも勉強の遅れを取る訳にはいかずに私もなんとか勉強をやらせようとしているが子供は嫌がる、やらない。という状況だ。ある子は勉強させようとする私を蹴飛ばしたり本で叩いたりした。私がなかなか怒らないので試すように徐々に力を入れて蹴ったり叩いたりした。でもこれは悪い事なので真剣に彼の目をみて諭した。

私はボランティアだし、週2日クラスに行っているだけだけど、最近、行くのがだんだんおっくうになってきた。良い事がないからだ。自分が行ってもなんにも役に立ってないようなむなしい気持ちになる。スペイン語もできないしなー。教えるときは英語ースペイン語の辞書をつかって子供たちに教えなくてはならない。時間がとてもかかる。悔しい。。。

最近、「あーちゃんの虹」林ともこさん著(http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%83%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%99%B9-%E6%9E%97-%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%93/dp/4286134385)を読んだ。私は正直なことを言うと、こういう本は苦手で何度も購入するのを悩みました。子供たちの病気の話を聞いただけで本当に辛くなってしまって、ご両親の気持ちやご家族の気持ちを想像するともう、たえられなくなってしまうから。でも悩んだ末に購入した。それは表紙のあーちゃんこと、明音ちゃんのすばらしい笑顔が忘れられなかったから。この笑顔は私も世界一の笑顔だと思います!

あーちゃんは先天的な心疾患で何度も大変な手術や治療を乗り越えて6年間の命を全うされました。あーちゃんのお母様で著者の林さんは淡々とあーちゃんも記録やご自分の気持ちやご家族の事を書かれています。あーちゃんの強さ、ご両親の強さに感動しました。でも最後の章のあーちゃんが突然お空に逝かれたときのところでは私も涙が止まりませんでした。そして、私もいろいろな事を思い出しました。

太郎は2歳のとき鼠蹊ヘルニアで手術をしました。今となってはたいしたことではなかったけれど、赤ちゃんの太郎の可愛いおなかにメスを入れるのは恐ろしくて本当に心配でした。それと、日本からつれてきた大事な猫が死んでしまったときに太郎の前なのに気が狂ったように泣いてしまった事など思い出しました。情けない母親ですね。

あと、主人は先妻さんと次男を続いて亡くしました。そのときはどんなに辛かっただろうかとまた思い返しています。

著者の林さんは「人の苦しみや大変さはひとそれぞれで比べる事はできない。」と書かれていました。その通りだと思いながらも林さんの大変さは並大抵のものではなかったと思います。しかし、林さんはどんなに大変でも幸せだったとおっしゃっています。なんと凄いのでしょう。主人も次男を亡くした特に思ったのは(次男も重度のしょうがいで動けなくてしゃべる事が出来なかったという事です)どんなにお世話が大変でもそれが出来なくなる事が本当に悲しかったと言っていました。

今、生きているということは大変な事が色々あるものですが、この大変さやそれを乗り越えようと頑張れる私がとても幸せなんだろうと思えるようにもなって来た。自分が歳を取っていろんな事が不自由になってくることもあるでしょう、そんなときに今の自分を思い出したら忙しくて大変なときが一番幸せだったなと思えるのかも知れないなと思う。だからやっぱり今を幸せだと思いながら生きて行かなくちゃもったいないなと思うのです。

来週も頑張ろうか!よっしゃー!



バイリンガル教育の難しさと楽しさ

2013/11/09 10:16 ジャンル: Category:未分類
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最近、太郎の小学校、というか、太郎のスパニッシュイマージョン(バイリンガル教育プログラム)の1年生のクラスに問題が起こっている。その問題は太郎のクラスの三分の二の子供たちが勉強についていけない状態にあるということ。私のブログを以前から読んでくださっている方は思い出してください。幼稚園も同じメンバーで小学校に含まれているので(アメリカは幼稚園から5年生まで一緒の学校)担任の先生がかわっただけなのです。

幼稚園のときは同じメンバーの生徒のなかで太郎だけが1から10までの数字すら覚えられなくて大変苦労しました。今はクラスの三分の二が算数、スパニッシュの読み書きの勉強についていけない。それで担任の先生は何度も同じところを復習してみんなが分かるまで教えるのでなかなか先に進めないのです。また、わからないからなのか、授業態度も悪くて遊び回ったり、おしゃべりをしたりと勉強する雰囲気が悪くなっています。これは幼稚園のときから私がボランティアにいっているので感じている事ですが、子供たちに落ち着きがない。家と同じようにしたいようにする。例えば静かに座って先生の話を聞かずに床に寝そべったり机の下に隠れたりとびっくりする行動をします。あばれ回る子供さんもいるし。どうなっちゃったの?と思う事もあります。

私はスペシャルニーズの子供たちの音楽グループのお手伝いもしているのでその子たちと比べても普通と言われる太郎のクラスの子供たちの方が正直難しいし、つかれます。機会があってイマージョンクラスではない英語のクラス(普通のクラス)の一年生の教室に行ったときにびっくりした事がいっぱいありました。まず、子供たちは静か。ちゃんと座っている。本もすらすら読める子供さんが多くて読めない子供さんはいなかった。算数も手伝ってもらわなくて自分で出来る子供さんがほとんどだった。どうして太郎のクラスとこんなに違うのだろうと正直ショックでした。。。太郎のクラスの子供たちは何かたくさんのストレスを感じているのだろうか?こんな疑問がわきました。

太郎のクラスでも勉強ができる子供さん、お行儀の良い子供さんもいます。その子供たちの親御さんたちから苦情が出た事から担任の先生と親と校長先生の会議が始まりました。会議の内容はどうして勉強についていけない子供がこんなにいるのか?どういう指導をしているのか?勉強が遅れている子供たちは幼稚園にもどせないのか?自分たちのこどもにとってこのバイリンガル教育のプログラムは最低だ!などとかなりイライラ感情的に意見を言うお母さんたちもいました。主人はこれらの意見を聞いてキレました。そして一人でこう反論したのです。『だって、バイリンガル教育なんだから時間がかかるのはしようがないでしょう?』担任の先生が『そのとおりですね』と言ったが、それでも意味が分かっていないのかお母さんたちの感情は収まらなかった。

私はこういう論争が苦手て、オロオロしながら聞いていた。感情的になっているお母さんたちの息子は太郎の仲良しだし、家族ぐるみで付き合いもあるのだけど、主人はそんな事はもうそっちのけでかなり怒っていた。私は次のplay-date(子供同士遊ばせること)はキャンセルかな。。。なんてドキドキしていた。

会議のあと、家に帰ってきて主人の怒りは収まらないし、私も勉強ができない子は切り捨てるような考えがとても嫌だったので主人としばらく話し合った。2、3日私たちは自分たちの感情が収まるまで今回の事でメールが来ても意見を言うのは待とうと思った。先生や親たちを含めたグループメールでは読んでいてまた嫌な気持ちなるような言葉もあってこれからどうなるんだろうと悲しくなった。カリフォルニアの財政難でいろんな予算がカットされている状況で補助の先生をクラスに迎えたりするのは不可能な状況。校長先生も「学校も予算を節約ばかりしているのが現状です」という話だった。

それでも校長先生や問題解決を願うお母さんたちがディストリック(学校の本部のようなところ)に掛け合ってボランティアを探したりしてくれた。その結果、この一年間太郎のクラスのサポートをするために少人数で補修授業が行われることになった。そして一人一人の子供さんの問題解決をしていくために幼稚園のときの担任の先生と校長先生が新たに資料をつくって指導する事になった。そして私の他にも毎日、誰ががボランティアでクラスにいる状態をつくって子供たちを指導していく事になった。物事は良い方向に進んでいるようだ。他のボランティアがクラスに入ってくれるのは本当に心強い。

今回の会議で思った事はいろんなところでギャプがあるなと言う事。まず、先生と親たち。またこのクラスは半分はスパニッシュの家庭で残りの半分は英語を話すアメリカ人家庭の子供たちで構成されている。その2種類の親たちの教育に対する考え方のギャップもある。アメリカ人の親たちは小学校1年生といっても大切な時期でどんどん勉強も進んでいかなくては後が大変だという考え方のようだけど、スパニッシュの家庭ではまだ1年生だし大丈夫よーという感じもあると思う。またこのバイリンガル教育のリスクを知らない親もたくさんいる気がしました。

私は日本人で日本人のママ友達と子供たちがまだ赤ちゃんのときからアメリカでどうやって日本語を子供たちにおしえていくか、教育していくかというのがとても重要で難しい問題で良く話し合った。今でもそれはかわらない。アメリカで日本語を教えるのは日本で英語を教えるのと同じくらい難しいから。でもそのおかげでバイリンガル教育のリスクや難しさはわかっていたし、それでもバイリンガル教育をする利点もよくわかっているつもりだった。

でも、実際はもっと難しかったかもしれない。太郎は幼稚園でいきなりつまづいた。家で日本語ばかり話していた太郎は英語もあまり分からない状態で全く未知のスペイン語の世界に入った。何も分からない日々だったかもしれない。英語で説明されてもされも分かっていたかどうかというところだろう。そんな状況でスペイン語クラスに入った太郎はなぜか英語の上達がびっくりするほど早かった。しかし、それは幼稚園で習っているスペイン語の勉強には全く反映されない。従って何も覚えられない問題児となってしまたのだろう。

私は脳科学者のジル ボルト テイラー 博士の『奇跡の脳』http://www.amazon.co.jp/dp/4102180214を読んだ。人間の脳は素晴らしい。出来ない事はもしかしたらないほど素晴らしい機能を持っている。ニューロンはいつでも新しい事を学びたくてたくさんの情報を脳に伝えてファイルを作らせてくれるし脳のいろんな部分でいろんなファイルを作っていろんな部分同士で情報も共有、交換されてと私たちには想像もできないくらい大変な作業をやってくれている。バイリンガルなら単純に考えて2つのファイルを作るのに時間がかかるだろう。3つの言語にならば3つのファイルが作られているかも知れない。そう考えれば覚えたり勉強する速度が遅いのは当たり前なのだ。

先日も紹介した鈴木鎮一先生の『愛に生きる』http://www.amazon.co.jp/%E6%84%9B%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B-%E6%89%8D%E8%83%BD%E3%81%AF%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-86-%E9%88%B4%E6%9C%A8/dp/4061154869
に書いてあるように子供は完全である。育たないのは育てていないからということ。よく育てればすべての子供たちはすべてにおいてよく育つということだ。日本にいる子供たちが日本語を話せるのはその環境があって親も自然に育てているからだと言う事。言語の習得は先ず生まれたときにお母さんから聞く言葉から始まる。そして赤ちゃんもお母さんのまねをしてしゃべりだす。聞くから話すの順番である。それから書く事が始まるのが自然な言語取得のながれなのだという事が書かれていた。

これらの2冊の本は私を強く後押ししてくれて勇気をくれた。太郎がスペイン語のクラスで英語が上達したのは脳の優先順位だったのかも知れないと思う。それと、やはり英語を聞いた回数の方がスペイン語を聞いた回数を上回るのも事実だろう。そうやって脳は一生懸命ファイルを作ってくれている。すごいな!

今回の問題で混沌とした太郎のクラスでは3人の生徒がこのクラスを離れた。その一人は太郎の仲良しの男の子。彼は違う学校に転校してバイリンガル教育ではなくて普通の英語のクラスに入るという事だった。たぶん、彼の両親は勉強が遅れていく不安に耐えられなかったのかも知れない。早い時期にイマージョンをやめて英語でしっかり教育をさせる方が我が子にとって将来有利だと考えるのも理解出来る。でも太郎はこの友達と毎日学校で会えなくなってしまって本当に悲しかったようだ。

先生と親の懇談会が今週あった。太郎の成績の様子はというと、かなり進歩している。担任の先生がおっしゃったのはまだ補修が必要なところはあるが今、凄く成績がのびてきているとの事(はじめが最低なので伸びると目立つんですね)。本人もやる気になってきたとの事。幼稚園での成績の問題が大きかっただけに担任の先生も私たちと同じように太郎の成長を喜んでくださっていた。

懇談会の後、主人と私は帰り道、久しぶりに幸せな気持ちで歩いていた。去年と比べたら天と地の差ぐらいあるかな?主人は「ゆかりと再婚してまた子供を育てられる喜びを今、凄く感じている。これから太郎の成長がとても楽しみだな」といってくれた。これからだって色々な事が起るだろう。でもみんな楽しみになるんだと私も思った。

今回の問題でお母さん同士でもスペイン語と英語の隔たりを超えようとお互いに話しかけたりするようになってなんかいい感じになってきた。下手な英語でもスペイン語でもなんでもいい。挨拶だけでもいい。お互いが近づいて気持ちが共有出来て私たちの関係も良くなれば子供たちだってよくなるだろう。

スパニッシュの子供たちは幼稚園のときはなかなか英語が分からない様子だし私もスペイン語が出来ないので子供たちとのコミュニケーションが非常に難しいと感じたが、1年生になったスパニッシュの子供たちはいつの間にか私よりも英語が上手になっている事に気がついた。学校の勉強が遅れていたって成長している事もたくさんあると思う。これからも大変だけど私もボランティアにいってこどもたちとまた頑張ろうと思うのだった。

今年の我が家ハローウィンパーティーに実は初めてスパニッシュのお友達がきてくれた。子供同士は境界線がはじめからない。私ももっと子供たちを見習いたいと思いました。
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Halloween ハロウィーン

2013/11/06 15:42 ジャンル: Category:未分類
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先月の終わり31日は太郎の大好きな待ちに待ったハロウィーンだった。最近は日本でもパレードとか、パーティーがあると聞いている。アメリカでは子供たちが一番楽しみにしている日かもしれない。

普段は家にいる夕方から仮装して近所の家を訪問してお菓子をもらう。それがそんなに楽しいのか???と思うのだけど。。。楽しいらしい。その子供たちの期待を裏切らない場所が私の住む近くにある。

私たちの住んでいる通りをずっと東の方に行くと、大きなお家の通りにでる。そこでは何ヶ月か、かけて作った飾り付けを庭に飾って子供たちを喜ばせてくれる。例えば、宇宙船とか巨大なオブジェとか。ちよっとしたアミューズメントパークだな。自宅をお化け屋敷にして子供たちが自由に入ってこれるようにしたりとか、ここまでやるの?と思うくらい凄い!もう、大人も結構楽しんで遊んでいると思う。

私は子供たちが玄関のドアをたたいて可愛く『Trick or treat?』と訪問してくるのでいつも留守番していなくはならない。だから見学にはけないのだけど、太郎、主人、父の話を聞いて十分楽しんでいる。

ハロウィーンの2、3週間前から太郎は玄関の飾り付けをしている。毎日、毎日ああでもない。こうでもないといいながら変えていた。
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私はキャロッブの小さいカップケーキにいろんな色のマーブルチョコを入れた。Whole foods で自然な着色料を使っているものがあったので買って使ってみた。これを子供たちに配った。
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主人は夕食が終わってから太郎とパンプキンカービングをしてくれた。デザインは太郎が今年も描いた。
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そんなこんなで準備をしながら当日は我が家でもお友達が来てハロウィーンパーティーとなるのが恒例。子供たちは次の日学校があるのにそんな事は気にする訳がない。大騒ぎで楽しく過ごした。

だんだん子供も成長してくるとハロウィーンに興味がなくなるらしい。そうなると少し寂しいなと思う。太郎はハロウィーンが大好きで次回が待ち遠しくて毎日毎日『つぎのハロウィーンはいつ?』と聞いてくる。いつまでこんな風に楽しみにしてるんだろうな。と思う。そう思うと少々面倒だったり忙しかったりしてもハロウィーンの準備をしている私は今が一番幸せなんだろうなと思う。

毎年、忍者に仮装する太郎は来年も又忍者になるのだろうか?今年は初めてクラスメートも我が家のパーティーに来てくれた。来年はどうなるんだろう。また楽しく出来るといいなと願う私です。







プロフィール

お多福ちゃん

Author:お多福ちゃん
ゆかり マッカーシー 2006年
結婚を機にアメリカ カリフォルニア バークレーに住む。 山元加津子さんの「白雪姫プロジェクト」に賛同し応援するために苦手なPCと向き合いブログを始める。下の「白雪姫プロジェクト」をクリックしてください!

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