バークレイ お多福

スペシャルニーズの音楽グループAll Together Nowの活動

2013/05/31 14:33 ジャンル: Category:未分類
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以前にも何度か紹介しているスペシャルニーズの子供たち(もう、みんな成長して大きくなりましたが)の為の音楽グループAll Together Nowの事を久しぶりに書きます。毎年何度か教会や学校のイベント等に招待してもらってパフォーマンスをします。今年は4月にアラミダの図書館,5月にサンディアンドロの教会に呼んでいただいてパフォーマンスをしました。下の写真はアラミダの図書館のときのもの。
20130421.jpg

主人がこの活動を初めて8年目になった。私はこれに関わって7年目になった。主人が私と結婚する前に言った事は『僕はもし、ゆかりがこの活動をやめて欲しいと思っても絶対にやめない』と言われた。私はそのときはとてもいい事だから続けてくださいと応援したと思う。

しかし、現実は少し違った。主人は生まれたばかりの太郎と私も一緒について来て欲しいというのだった。私がそばにいるだけで安心したのだろう。主人も皆をまとめるのが大変だった何もかも模索中のころだと思う。しかし太郎を連れて私も行くというのはこれは少々大変だった。赤ちゃんの太郎に必要なものを全部もっていく。荷物も増えるし授乳、オムツかえ、お昼ねは慣れない車の中でやる。暑い日はたまらない。もう,太郎の世話で手がいっぱい状態。赤ちゃん太郎は夜も何度も起きるので寝不足で私の頭はボーっとしているし結局一緒に行っても何も手伝えないし疲れるだけのような気がしていたのが正直なところ。太郎がだんだん成長して手も離れてから頼りない私も少しづつ何か出来るようになってきた。

7年も経つと音楽活動と言えるようになってきたなーと思う。先日の4,5月のパフォーマンスは今までで最高だったと自分たちも思った。演奏が完璧な訳ではなかったが観ている人たちがとても感動したり、一緒に歌ってくれたり盛り上がって私たちもとてもうれしかった。スペシャルニーズの子供たちの自信にも繋がったと思う。

アラミダの図書館ではオーティズム(自閉症)についてのイベントをやっていて私たちAll Together Nowはそのイベントのゲストだった。主人はそのイベントの企画の方にインタビューされた。興味のある方はこのウエッブサイトを開いて聞いてください。『A New Spin on Autism: Answers!』( http://webtalkradio.net/internet-talk-radio/2013/04/29/a-new-spin-on-autism-answers-the-autism-awareness-answer/)

ちなみに主人をインタビューしている女性リネット ルイーズさんはお子さんを8人育ててらっしゃるらしい。その中に6人のオーティズムの養子がいるそうで私たちの演奏が終わってからそのお話をパフォーマンスを交えながら発表されていた。『みなさんにオーティズムを理解して欲しい』というメッセージを強く伝えてくださった。

私たちの音楽グループにも何人かオーティズムのお子さんはいらっしゃる。時間をかけて慣れてくるとコミュニケーションも出来るようになる。なのでまずは初めはお互いに慣れて知る事から始めるの言うのは全く正しいと思う。そして音楽を通して向き合うとそれも簡単にできるときがある。好きな曲のときは手を振って興奮したり感情が伝わってくる。そうなれば彼らの手をとってダンスを始めればいい。一緒に笑顔で歌えばハッピーになるというように。

そしてダウンシンドローム(ダウン症)のお子さんもいる。ある女の子は学校卒業後働いてそのお金でお母さんが誕生日なのでレストランに連れて行ってあげるそうだ。なんて親孝行なんだろう!彼女はダンスがとても上手だしピアノも弾ける。話をするのも大好きだしとても活動的。なんだけど一番に私が思うのは彼女といると凄く安心するのだった。その理由がフィンランドの森のブログに書かれてあったので紹介したい。

ここからフィンランドのはなさんのブログ(http://finland-no-morihiroba.blogspot.com/)にあった記事を紹介します。『ダウンズタウン』ってご存知ですか?
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多摩美術大学と、アトリエ エレマン プレザンというダウン症の方を中心とした絵画スタジオが共同で、10年少し前に、「Down's Town Project ダウンズタウン 
プロジェクト」というのを始めたそうです。ダウンズタウンの説明は詳しくは長くなるので、ご興味のある方は↑リンクページをご覧下さい。(http://www.tamabi.ac.jp/iaa/downstown/index.html

簡単に、ホームページから少し抜粋させていただきます。
(以下、本文)
ダウンズタウンに向けて  
アトリエ・エレマン・プレザン 佐藤よし子
 ダウン症の人たちと暮らしたら楽しいだろうなぁ、といつの頃からか思うようになった。
とにかく一緒にいると心地がいい。風をつかまえたり、花や雲と話せる彼らといると、人間も自然の一部だったということを強烈に思い出す。こんな素敵な人達と、自然の中で絵を描いたり、畑を作ったり、お料理を作ったり、のんびりと生きていけたらどんなにいいだろう。
ダウン症の人たちが中心となっている場「ダウンズタウン」。そこには彼らのアトリエや、彼ら自身のデザインした住居が点在しながら、中心にはダウンミュージアムがあり、作品が常設されている。カフェやレストランではダウン症のウェイターやウェイトレスがいて、ちょっと立ち寄ったサラリーマンやOLをゆっくりと癒してくれる。敷地内にはお年寄りもいるといい。畑仕事や料理を教わりながら、お互いに成長していく。バリバリと働ける人達には、ダウンデザインの建物、家具、洋服、などなどを形にしてほしい。というような夢を10年以上思っていた。
 彼らの存在、文化、そこから生まれてくる作品の魅力、そして彼らから感じる未来のヴィジョンを、もっと広く発信すべきだと思っている。
 「ダウン文化」は、きっと多くの人にとって何かしらの心地よいヒントを与えることとなるだろう。世界中から集まったダウン症の人たちと、様々な人達が混ざり合ってダウンズタウンから新しい調和の文化が生まれることを願って。

そんなダウンズタウンプロジェクトに新しく参加した、フラップボイスというファッションブランドが、プロジェクトとのコラボレーション作品として、アトリエ エレマン プレザンのダウン症のお友達が描いた作品を、Tシャツやパーカー、スニーカーやハーフパンツといった素敵なお洋服にアレンジして、現在販売中だそうです。1点の売り上げにつき50円が、プロジェクトに寄付されるのだとか。お洋服の画像もあるので、フラップボイスのページ、よかったらご覧になってみてください。

私的には、「おお!!すごくかわいくて明るくて、自由で素敵!!ちょっと、フィンランドのデザインブランド、マリメッコみたいだ!!」と思いましたよ〜。

フラップボイスのページからも少しだけ、抜粋させて頂きます。
(以下、本文)
FRAPBOIS x Down’s Town (ダウンズタウン)
ダウンズタウン プロジェクトとは、ダウン症の人たちの平和な感性を中心とした芸術村、新しい共存の場を創る試みで、長年 彼らの制作を見守ってきたアトリエ・エレマン・プレザンと多くの賛同者たちによって進められているプロジェクトです。
僕は昨年このプロジェクトを知り、強く興味を持ちました。以前からアウトサイダー・アート(専門的な美術教育を受けなかった人々のアート)が好きだったからです。パウル・クレーやフォービズムの画家たちが好きなのもその延長です、不完全なものに強く惹かれます。不完全と完全は、その立ち位置が違うだけで、本当は同じ意味だと思います。
アトリエを見学にいって、彼らのアートの純粋さに感動しまた。とても無垢で荒々しくもあり繊細でもあり、人間性も含め天使のように感じます。
彼らが作りたいと考えている、ダウンズタウン。
ダウン症の人たちを中心として平和と共存の原理を築き上げる場所、とても素敵な理念です。
彼らのアトリエを出るときに、こんなカードを頂きました。アトリエに来ている 晴子ちゃんが描いたもので、お客様全員にお配りしているそうです。
画像:「楽しくね」と手書きで、色付きで描かれたカード。(以下省略)

ここから再びお多福です。障害ってなに?といつも考えさせられます。私は障害があるとは診断されなかったけど実はいっぱい簡単に出来ない事がある。それはやっぱり出来る人と比べるからなんだな。でもその出来る人に出来ない事が自分にはあると気がついたら?もう、みんな同じじゃないかと思う。中学か高校生のときある友達が私を手伝って助けてくれた。お礼を言うと彼女は決まって『持ちつ持たれつヨー』といつも言ってくれて私の気持ちを軽くしてくれた。『人』という漢字は支え合って出来ていると教えてもらったときにも思ったが私たちは『持ちつ持たれつ』で生きていくというのが本来自然な事なのだと思います。

パフォーマンスの後、通常の音楽グループの練習がまた同じように始まった。でもただの練習とは思えないほどの盛り上がりだった。主人も私も子供たちのご両親もこれからもっと活動しようと前向きな意見も出てくるし個人的に寄付をしてくれる人もいる。最近は新しいメンバーも加わった。皆に支えられてこの活動がもっと広がるような気がして本当にワクワクしてきます。
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楽しそう!
太郎君が小さい頃からの参加、大変でしたね。
でも皆さん楽しそう~
私も一度コンサートに行ってみたいです。
[ 2013/06/04 16:55 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。是非!きてください。年末、12月はサンノゼの教会でもよんでいただく予定です。
[ 2013/06/05 13:31 ] [ 編集 ]
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プロフィール

お多福ちゃん

Author:お多福ちゃん
ゆかり マッカーシー 2006年
結婚を機にアメリカ カリフォルニア バークレーに住む。 山元加津子さんの「白雪姫プロジェクト」に賛同し応援するために苦手なPCと向き合いブログを始める。下の「白雪姫プロジェクト」をクリックしてください!

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