バークレイ お多福

太郎の告白、押したり引いたり、諭したり叱ったり

2013/11/22 16:16 ジャンル: Category:未分類
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また子供の事を書いてしまうのですが、、、。今日はまず、太郎のことを書きます。もう、2週間ぐらい前になります。学校が金曜日から翌週の月曜日のベテランズデー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E5%93%A1%E8%BB%8D%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5)まで4連休となりました。私は前にも書いたように色々太郎のクラスで問題が続き疲れていたのでこの休みは本当に楽しみにしていました!

ところが、、、連休が始まった金曜日の夜にいつもの様に太郎の部屋のベットで本を読み始めたときに太郎が『マミー話したい事があるの』と言い出しました。私は「なに?」といって聞きました。またなんか欲しいのか誰かと遊びたいからプレイデイトしたいとかかな〜なんて思いながら聞いていると、話の内容は???

太郎は以前(多分何回かに分けて)学校においてあるレゴ(ブロックの小さいものでキャラクターや飛行機、お城などなんでもつくれるおもちゃ)のパーツ7、8個をstealした(盗んだ)と告白したのです。太郎自身は凄く真剣に考えだして『どうしよう、、、マミー』と言い出しました。もう、夜ですから私も疲れているせいか、あんまりびっくりしないで「学校のものは持って帰ってきていいの?」と質問したと思います。それで太郎は『だめ!』と答えたので「じゃぁ、返せばいいよ」と言ったのです。そしたら太郎は泣き出して今から返しにいくと言い出しました。

昼ならまだしも、学校は休日になっているし夜も閉まっていて誰もいないし、今は返せないからと説明すると、『じゃぁ、明日は?学校あいてる?』と聞くのです。「だから、4連休で月曜日まで学校休みだから火曜日に返しましょう。」と私が言うと大泣きしてしまいました。

太郎の気持ちはすぐに返してしまいたいと思っているのにあと、3日も我慢する事に耐えられないという感じでした。それは分かるけど、どうしょうもないでしょう。なんとか諭しました。そうしたら今度は火曜日にどうやって返したらいいか悩み始めました。『先生に怒られるのが怖い』と心配し始めました。私は「先生に正直に言って謝れば先生はきっとおこらないよー」と言いました。それでも心配なようなので「ダディにも聞いてみたら?」といいました。

ダディー、主人も私と同じことを言ったのでした。それから夕食のときなどにずっとまたその話題もちだすので、太郎がすごく悩んでいるのが分かりました。

日曜日の夜 明日、月曜日は連休最後だし久しぶりにバークレー マリーナ のピア(http://en.wikipedia.org/wiki/Berkeley_Pier)に行こうという話になりました。バスで30分くらいで行けます。そこで父は釣りをするといい、私は海岸で太郎と貝殻を拾うと約束したら太郎は大喜びでそれで気がまぎれて気持ちも落ち着いたようでした。次の日ピアで父は小さいサメを釣って太郎は大喜びでした。
DSCN1010_sm.jpg

マリーナから帰宅して夕食を食べているときはやっぱり明日学校に行くのが怖いと言い出してそれは寝るときまで続きました。なかなか眠れないと困るので「じゃぁ、マミーが学校にいって返してあげようか?」といったら太郎はしばらく考えて『うん、、、、、、。でもやっぱり自分で先生に言って返す事に決めた!』と決心してやっと眠りました。

翌日の火曜日の朝、学校に行く時間です。太郎は『怖いけど頑張る』といったのでハグして見送りました。その日は1時間遅れで私も学校にボランティアに行ったので、昼休みに担任の先生に「太郎は謝りましたか?」と聞いてみました。先生は『そーなのよー!太郎ったらいつになく凄くシリアスでもう泣きそう、泣いてたわね、少し。』私は「実は連休中太郎はずっと心配してたんですよ」と言った。それから先生は続けて『それでね、レゴを盗んだなんて言うからねー。だから私(先生)は盗むなんて言葉はお願いだから使わないでって言ったの。だって彼は返しにきたんだもの。だからね、借りていたものを返しにきましたっていってくれる?って言っておいたわ。』という先生のお言葉だった。さすがだなー。ここで何十年も先生やってるキャリアがでるよなーとますます先生を尊敬してしまったまだまだ新米母親です。

太郎のクラスに先日ボランティアで行ったときに前回書いたように押してもだめなので実際に引いてみました(笑)。もう、どうしたら子供たちが言う事を聞いてくれるか方法が見つからない私は自分が冷静になるためにも引くしかなかったんですね。でもそれが良かったのです。

例の問題児の男の子は私がいつものようにくっついてこないのでおかしいと思ったのでしょうか?今度はむこうからくっついてきて私を何度も呼ぶのです。私は返事したり笑顔は送りますが決して近くに自分からは行かずに鉛筆を削っていたらその男の子は『ゆかり、何か手伝う事ある?』というのです。せっかくそういう気持ちになったのだからお粗末にしてはだめだと思い削った鉛筆を班ごとにのケースに入れてくれる?と説明するとちゃんと遊ばずにやってくれたのです。彼が私の言う事を聞いてくれたのはこれが初めてで私自身もびっくりでした。そしてうれしかった!「Cくん!ありがとう!凄く助かったわー」とお礼を言って彼もうれしそうでした。それから彼は落ちているものを拾ったり何かと私の役に立とうとしてくれました。途中で私の使っている辞書をとっていたずらする事もありましたがこれにも私はあまり反応せず知らんぷりをするといつもまにかやめていました。

私はCくんにはたかれても蹴られても怒らなかったけど凄く悲しくなりました。彼はどうしてこんな事をするようになったんだろう?と。それでどうにも出来ないので「I like you!」といって2、3度ハグした事がありました。これはかっこちゃんこと山元加津子さんが”大好きはうれしい”と教えてくれたことを思い出してやってみたんだと思います。そうしたら、なんと、クラスメートの男の子に『I like you!』といってハグしているではありませんか!?クラスの男の子にパンチやキックではなくてハグしてるんです!

鈴木鎮一先生がご著書に書いていらっしゃる言葉を思い出しました。”子供はそのままで完全”だと言う事。その意味を噛みしめた出来事でした。子供の中には本当は素晴らしいものがいっぱい詰まっているのですね。それを引き出さずに隠してしまったのは周りの大人の責任かもしれません。隠している覆いを一枚一枚とるのも周りの大人の責任だと思います。そのためにも子供たちと真剣に向き合う事が大事だと思いました。

でもなかなか簡単にはいきませんから、次回のブログはまた愚痴話から始まりかもしれませんね。。。それでもおまたおつきあいください。

taro_dragon_sm.jpg
最近書いた太郎の絵『ドラゴン』

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プロフィール

お多福ちゃん

Author:お多福ちゃん
ゆかり マッカーシー 2006年
結婚を機にアメリカ カリフォルニア バークレーに住む。 山元加津子さんの「白雪姫プロジェクト」に賛同し応援するために苦手なPCと向き合いブログを始める。下の「白雪姫プロジェクト」をクリックしてください!

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