バークレイ お多福

バイリンガル教育の難しさ

2015/06/09 07:18 ジャンル: Category:未分類
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またまたご無沙汰になっていました。そうこうしているうちに太郎は2年生として最後の1週間を残すところとなりました。長い夏休み明けには3年生になる予定です。

相変わらず問題の多いクラスで後半になってやっぱり親たちは不安のあまり立ち上がりました。先日のミーティングで担任の先生から我がクラスの勉強の進み具合やレベルのことを報告されたからです。先生のお話では1年生の頃とあまり変わらず、約4割が2年生の学力レベルに到達していないという報告でした。勉強もですがお行儀もあまり良くない。一般的にほかの2年生(隣の英語だけの2クラス)にくらべてWriteing(書くこと)、Reading(読むこと)のレベルの差がかなりあるということでした。スペイン語のバイリンガル教育なので多少は大目に見てもらえるハズですが、その差が大きすぎて黄色信号から赤信号に点灯し始めました。

私の他に4、5人の親たちもボランティアをしてこのクラスを支えています。それでもレベルに到達しない。だからと言って子供達は後退しているわけではなくちゃんとゆっくりながら前進しているのです。それでも褒めてもらえずこのままだと3年生になったらどうなるの???という緊急ミィーテングがまたありました。親側はでスクール ディストリックにもっと副担任やヘルプの先生を要請しますが予算の関係で1クラス1人の先生しか無理という現状。生徒数は日本人が聞いたらびっくりするかもしれませんが太郎のクラスで18人しかいません。それでももう一人先生が必要な状況というのはわかっていただけるでしょうか?

あまりにも生徒のレベルや学習速度が違いすぎる。そのうえ、学習障害があるとわかった生徒もいる。子供達はみんな先生のアドバイスが欲しくて始終、先生を呼んでいる状態。先生は本当に大変ですが色々工夫して力を尽くしてくださっています。それをどの親も認めているので先生が悪いという親、子供達は一人もいないのです。他の学校の話では先生が悪くて問題だという話を聞いたことがありますがうちは一体誰が悪いのでしょうか?という問題です。

みんなが一生懸命やっても思うように成果が上がらないのは何かが違うのですよね。ある、お母さんがスクールディストリック(公立学校の区域の統括事務所)に親たちの著名の入った手紙を出そうと言い出して私たちはできることをやり始めました。昨日の日曜日の午後はスクールボーダーの(ディストリックの役員)一人とカフェで話し合い手紙を手渡ししました。彼は学校関係者というより地味なエミネムみたいなラッパーの若いお兄ちゃんという感じの人で、正直私はすごくびっくりしたのでした。



エミネムみたいなスクールボーダーさんは私たちの親の話を丁寧に聞いてくれましたが実際私たちの要望が通るかは難しいがこういう方法があるなどと的確なアドバイスと励ましをくれました。

私は英語がわからないので行ってもしょうがないかと思っていましたが行ってよかった。エミネムのようなスクールボーダーさんは私たちの他にも2、3のお客さんがありました。多分、他の学校の親御さんでしょう。このスクールボーダーさんは自分の休みを返上してみんなの話を聞いてくれるのです。すごい人です。感謝!

私たちは彼に言われた通り次の行動に出ると思います。頭打ちにならず可能性がある限りやってみる勇気をもらえるのがアメリカのいいところだと思いました。そして私にとってもこれは教育機関と政府の予算などの関係が学べるチャンスだと思いました。

こんな切羽詰まった大変な状況ですが、太郎はいつもと変わらずのびのびやっています。それでいいのだと思います。
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プロフィール

お多福ちゃん

Author:お多福ちゃん
ゆかり マッカーシー 2006年
結婚を機にアメリカ カリフォルニア バークレーに住む。 山元加津子さんの「白雪姫プロジェクト」に賛同し応援するために苦手なPCと向き合いブログを始める。下の「白雪姫プロジェクト」をクリックしてください!

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