バークレイ お多福

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山元加津子さんのメルマガとメリークリスマス!

2012/12/27 15:22 ジャンル: Category:未分類
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12361 ひろじちゃんの論文を白雪姫ページに載せました2012年12月21日 金曜日 午前8:00


 第1233号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2012年12月21日現在 参加者人数5527人
 「12/21 昨日の宮ぷー」      
このメルマガを初めて読まれる方へ 
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html


昨日は、車椅子の上に載って、肘を上にあげる練習をしました。手首をささえると、
宮ぷーは、一生懸命肘をあげてくれました。腕を曲げられても、腕を上げるのはむず
かしいし、肘を上げるのも、簡単ではありません。肩の筋肉を使わないといけないか
らです。でも、車椅子の練習を毎日するようになって、少しずつですが、手の使い方
が上手になって、肩も使うようになってきたのだと思います。宮ぷー、頑張れー。

ひろじちゃんの文章は、たくさんの方が、感想を送ってくださいました。コピーして
配っていますというメールも何通もいただいたのです。ひろじちゃんに白雪姫プロ
ジェクトのHPに載せさせてくださいとお願いしたところ、文章を、そのためにまた直
して書いてくださったのです。新しい文章を読み、またみなさんにどうしてもご紹介
したくなりました。
ひろじちゃんのこの文章は、白雪姫プロジェクトのプロフェッショナルな人々でいつ
でも読めます。
・・・・・・
1.背景と新たな発見 
脳に重い傷害を負った結果、遷延性意識障害(いわゆる植物状態)と診断された方
は、かつて(数十年前まで)は、ほとんどの方が半年以内、長くとも1~2年の余命
であったが、近年、合併症予防・全身/栄養管理技術の進歩により、より長期間にわ
たり生存できる例が増えてきた。その結果、これまでは全く予測できなかった脳機能
回復症例、特に意識が回復しているが外部からは知り得ない症例のあることが明らか
となってきた。

2.発見の具体的な内容 
これまでは、「大きな障害を受けて遷延性意識障害になられた方は、たとえ年月を経
過してもその意識は絶対に回復しない(失われた"脳(神経)機能"は回復しない)」
と考えられてきた。しかし、解剖学的に脳の狭い領域に局在する神経群に基づく特定
の運動・感覚機能ではなく、比較的広範囲な旧・新皮質に広がる神経群によって担わ
れる脳機能、例えば、認識、過去の記憶、感情(嬉しい、悲しい)表現、思考(大好
きと思う、申し訳ない、ありがとう、等)に関しては、いつからか回復していた症例
が介護の現場にて発見され、次第に知られるようになってきた。

いわば、「遅発性ロックトイン(意識のない状態から意識を取り戻したが、自らの思
いを伝える手段を全く持たないために、外部への発信ができず、閉じ込められた状
態)」とも呼べる、外見は植物状態、しかし、内面は意識のある人がいることが明ら
かとなってきた。また、意識清明ではなくとも、適切な刺激による介入で、比較的短
期間(1-2か月)で意識を回復される方も多数見つかっている。すなわち、意識のよ
うな(解剖学的局在が比較的広範囲に及ぶ)神経機能は、年月を経て回復する症例の
あることが明らかとなってきた。

その一例として、特別支援学校教諭の宮田俊也さんは、重度の脳幹出血(広範囲橋出
血)にて発症し、死を免れることはできたが、将来にわたって意識は絶対に回復しな
いであろうと考えられたが、発症からおよそ半年間が経ち、「主たる疾患に対する治
療、および、公的なリハビリ期間が終了した後に」意識を回復していたことが特別支
援学校教諭であり、宮田さんの元同僚でもある山元加津子の日々の観察(メルマガに
て発信中、2012年12月時点での読者5000人超)によって発見され、その後、僅かな首
の動きと専用機器(レッツチャット、パナソニック)を用いた意思疎通に成功し、さ
らに様々なリハビリプログラムに持続的に挑戦し、結果を出し続けていることは注目
に値する。

現行の医療制度下にあっては(山元さんの思い=本コンセプトで示される思い、なし
では)、半年を経過した後も、意識の回復をおそらく発見できず、寝たきり状態が持
続し、四肢の拘縮は進行し、外部からの栄養に頼る状態に陥っていた可能性は極めて
高い。発症から4年以上を経過した現在も尚、座位をはじめとする様々なリハビリに
取り組むことができており、様々な運動機能が変化(回復)しつつあることは、本人
や、それを見守る人々の励みや生きがいとなっている。

具体的には、山元加津子さんの(仕事を終えた後のベッドサイドでの)日々の献身的
な取り組みによって、レッツチャットを用いた意思伝達の達成のみならず、全く不可
能と言われた経口摂取や尿意の回復による自己排尿、さらには、介護者操作による通
常の車いす移動(映画鑑賞)さえもが可能となっている。また、山元さんがかつて経
験された別の生徒さんでは、「無脳症による無反応状態」です、と言われ(実際の無
脳症では生存不能であるため、脳の極度低形成と考えられる)、生来ずっと寝たきり
であった女児へ行った(特別支援学校)教室での様々な刺激によって、次第に意思を
持っていることが明らかとなり、数年の後には、母親の顔を認識し、笑えるようにな
るまで回復した(講演会や著書等で報告)。

また別の、生まれつき植物状態とみなされていた生徒さんの場合では、授業の度に母
と子の生き別れに関する童話(悲しい物語)を耳元で朗読しているうちに、一定の箇
所(だれでもが感動する場面)で必ず涙を流すようになり、あるいは、楽しい言葉遊
びでは必ず声を上げて笑うようになった。この症例の場合は、生来、一度も言葉や人
間関係を習う経験がなかったにもかかわらず、その言葉によるストーリー展開を理解
し、合理的な感情を示した、との意味で、「意識とは」、「言葉の学習とは」、に関
するこれまでの常識に一石を投ずるものである。

また、機能性MRI(fMRI)を用いた外国(イギリス、ベルギー)の研究では、植物状
態と考えられた方の中に、言語を正しく理解し、特定のイメージを行ってください、
とう課題に対して、正答(イメージ化)できる意識レベルまで回復されていた方がい
たこと(検査後も尚、当人からの情報発信の手段が全くない状態であり、すなわち、
人知れずロックトインの状態まで回復していたことが発見された例)が報告されてい
る(New English Journal of Medicine, 362, 579-589, 2010, Monti MM et al.
参照)。

以上のごとく、人として最も大切な意識(自らと他者を認識する力、憶え・思い出す
力、考え・判断する力)の領域は、傷害を越えて生き延びることができた神経群に
よって、次第に担われていくようになり、年月を経て変化(機能再開が)可能である
ということが示されている。ちなみにマウスの脳はわずか1グラム(神経細胞が1億
個)であるが、外界の認識、記憶学習、知覚と運動、生理機能や生理行動の制御を始
め、すべての生存に関する必要な脳機能を担っている。すなわち自己や外部の認識や
それらに対する思い(例えば、好き、嫌い)ということを感じる脳機能は、わずか1
グラムの脳(神経細胞の集積)によって構成されている。

3.白雪姫運動のメインテーマI(介護者の気付きに関する) 
発症後、「今後は重度の意識障害が永続(遷延)します(いわゆる植物状態が続くで
しょう)」との宣告を受け、その後、失命リスクの高い急性期を医療の力で乗り越
え、安定(介護)期に入り(症例によっては発症後、半年-1年、あるいは、誤嚥に
よる肺炎等や痙攣等、繰り返して生じる合併症がある場合には、発症後2-3年を経
過した後に初めて)代謝能や免疫能の低下等を考慮すると、今も尚、命の危険がなく
なったというわけではないが、少なくとも以前のような、「差し迫った命の危険」が
遠のいた時期に、意識が回復している症例が少なからず「発見」されており、その事
実を多くの方へ伝えたい。

「人知れず、ロックトイン状態まで回復している人がいる」
「集中的リハビリによって全身性拘縮を解除することで、すでに回復していた脳機能
が実行されるようになり、中には自ら書字ができ、歩けるようになる人もいる」
ただし、急性期以降失われていた意識が、いつ、どのような刺激によって回復した
か、現時点では不明な点も多い。

4.白雪姫運動のメインテーマII 
(寝たきりとなっておられる方へのリハビリ介入に関する)
 脳傷害が原因となって長期間の寝たきり状態(かつ、拘縮予防を含めて、いかなる
リハビリプログラムも実施されていない状態)にあり、たとえ脳波がフラットに近い
状態であっても、適切な刺激を一定期間以上にわたり与え続けることによって、意識
レベルが変化し、自分や周囲の人の認識、喜怒哀楽の表現、場合によっては経口摂取
(神経局在が両側性、または、広範囲に及ぶ機能)が可能となる例(脳の驚くべき回
復力)のあることが明らかとなっており(「わたしの声が聞こえますか」紙屋克子さ
ん、現筑波大学名誉教授、の頭部外傷後、または、低酸素脳症後の遷延性意識障害患
者への取り組み、NHK特集番組、並びに著書)、少なくともそのような症例もある
ことを多くの方(家人や近親者)へ伝え、一生変化し得ないと信じ、ただ諦めるだけ
ではなく、山元さんのHP等を利用して情報検索をすれば、その方に合ったリハビリ
手法が見いだせるのではないか、ということを多くの方へ伝えたい。

5.遅発性ロックトインの発見を妨げる様々な理由 ↑
安定期に至ったほとんどの方は、項部拘縮、四肢拘縮、顔面(表情)筋や手指筋の廃
用性萎縮、や気管切開等によって自らの意識の回復を伝える手段を"完全に"失ってお
り、また、一部の方では、(片側性)言語中枢の傷害によって言語機能も失ってお
り、脳機能の回復、特に意識の回復が人知れず生じていることを想像できる人は殆ど
おらず、そのことを確認しようとする介護者の地道な試みも、現状では殆ど成されて
いない(紙屋克子さんによる講演と著書、及び、自らの言語野が脳内出血によって傷
害を受けた時の正確な記憶、周囲のそれに対する無理解と母親の理解=「奇跡の脳」
ジル・ボルトテイラー著)。

6.意識回復の証明は容易でない 
意味のある言語を用いたコミュニケーションは、極めて高度な脳機能であるにもかか
わらず、多くの場合、それによる意思疎通能力によって意識レベルを評価しようとす
るため、実際のところ、意識は回復していても無反応、意識なしとの評価で終わる場
合も多いことが予測される。例えば、意識は正常でも、失語症という言語中枢の傷害
による重度の意思疎通障害(発語、言語理解、読字、書字等の機能消失)があり、ま
た、顔面・表情筋を長らく使用しない長期臥床の方にとって、意図的に瞼を閉じる
(閉眼)による意思伝達法は思いのほかハードルが高く(前述紙屋さんの経験より)、
わずかな精神的な緊張があるのみで随意運動が全くできなくなる場合もあり(山元さ
んの経験より)、宮田俊也さんの場合には、瞼での表現機能をそのタイミングと動か
し幅を含めた正常レベルまで取り戻すためだけに数か月を要した。

白雪姫プロジェクトは、決して、遷延性意識障害と診断された方への積極的、かつ、
持続的な介入を誰かに義務付け、依頼すべきであるといった強制や抗議のための運動
ではなく、また、意識が人知れず回復していたことを根拠としてその方のそれまでの
看護・介護レベルを非難するための運動でもない。
本プロジェクトは、脳に受けた重大な傷害故に、今現在、寝たきりとなっている人の
ために、常に近くに寄り添っている家人や身近な人が、絶望する(周囲からは絶望さ
せる)以外に何ができるかを考える運動であり、その一環として、「介護者自らが介
入することで変化し得る」「実際に様々な介入によって変化している方がおられる」
という事例を広く伝えることで、今後の「思いの持ち方」や、「介護の参考」として
いただきたい、という運動である。家人や身近な方が日々求めているのは、必ずしも
元の状態への完全な復帰ばかりではなく、たとえ細やかであっても何等かの変化を発
見すること、あるいは、本人が何等かの思いを抱いて生きていると思えること、また
は、それに気づけることがその後の生きがいとなる場合がある。

急性期ではなく、発症後、長年にわたって意思疎通が不能となり、絶望視されている
家人にとって、「まだ諦めることはない、なんらかの変化が期待できる」という事実
を伝えることには大きな意義がある。急性期病院での、(目の前に迫った死を受容で
きるように、あるいは、過度の期待を抱くことで落胆しないようにとの思いから発し
た)家人の絶望を促す説明が成されて以来、すでに"わずかな変化を求めること"さえ
諦めておられる方、現状(急性期から慢性期と称される発症から半年間の、現時点で
常識とされる医療情報のみ)では悲嘆に暮れるしかないという、いわば絶望状態がそ
の後も長年にわたり持続している家人(または、身近な方)の、「今の心のありよ
う」や「生きがい」を可能な範囲で応援、支援することを目指す運動である。

7.家人(近親者)の生きがいとベッドサイドでの介入に関して 
脳障害が原因で長期間寝たきり、意思疎通が不能となっている方に対して、ベッドア
ップや座位を取り入れることの危険性はそれなりにあるが、たとえ、そのような危険
(リスク)をおかしても、反応の変化や、わずかな意識の回復が期待できるなら、取
り組んでみたいという希望を持たれる家人も少なからずおられ、介護・看護・医療従
事者は、家人のそのような切実な思い(生きがいへの道)や挑戦意欲を理解し、医学
的に考えられるリスクの内容を決して誇張することなく説明し、家人(あるいは、結
果責任を負える身近な方、あるいは、現場スタッフ)が納得した上で、人から与えら
れた義務感からではなく、真の覚悟と挑戦意欲と必要な知識と最低限必要とされる技
術を有する場合に限っては、むやみに脳機能の回復や遅発性ロックトインの証明へ向
けた様々な身体的介入を制止するのではなく、そのような施設内外で行われる家人ら
による、「真摯な取り組み」を見守り、あるいは、可能な範囲で適切なアドバイス、
または、連携、支援することが望まれる。

8.発症後半年以上を経過した後のリハビリ(拘縮予防と拘縮解除)の重要性
医療の進歩によって、早期離床を始め、褥瘡・拘縮・肺炎を予防するための様々なケ
アが実施されているが、四肢機能全廃と診断された場合のみならず、その他のいかな
るタイプの運動性・感覚性後遺症が残存していたとしても、発症後およそ半年が経過
した後は、公的な施設でのリハビリプログラムは終了する。
特に重度の脳傷害や、四肢機能全廃との発症後6か月時点で診断が成された以降にお
いては、筋肉の拘縮(特に屈筋群に生じ、関節運動を妨げる)や廃用性筋萎縮が進行
する。そして、その時点からは、介護者の拘縮予防を含めたリハビリ介入への意欲の
有無が当人にとっては極めて重要となる。

介護者(身近に付き添える方)のリハビリ介入に対する意欲とそれを実施できるマン
パワー(家族、近親者、看護師や介護士の支援)がある状況では、可能な限り、安
全、かつ持続的な取り組みがあってもよい。また、発症後たとえ多くの年月が経過
し、すでに全身性拘縮が進行した後であっても、様々な工夫によって、その拘縮を安
全に解除することで何等かの反応性の変化や機能の回復が示されることがあることよ
り、発症後のいかなる時期においても、リハビリ介入の開始が遅すぎるとは言えない
(紙屋さんがこれまでに経験された多数の症例より。ただし、拘縮解除には骨折や筋
断裂、炎症等、決して無視できない危険性が伴うため、誰でもが容易に結果を出せる
ものではなく、十分な準備が必要なことは明らかであるが、そこに何等かの資格が必
要か否かは現時点での法律では規定されていない)。

遷延性意識障害患者の予後に係る運動を提唱するにあたり、安全性の確保、回復能・
回復率に関する科学的データの蓄積や提示が重要なことは言うまでもないが、今すで
に寝たきりとなっている当人の(場合によっては孤独な)思い、家族や近親者の思
い、それぞれの方に元気と明るさを持ち続けていただくために、まずは、家族や周り
の人々に「慎重、合理的、かつ、持続的な介入によって、状況が変化する可能性があ
ること」ということを広くお伝えし、参考としていただきたい、それによって、周り
からは意識が戻らないと思われている方、および、家族の人生が大きく変わる可能性
がある、という(山元加津子さんの)思いを広めるための運動である。決してそれが
周囲の者の義務と考えるのではなく、当人(意識があれば本人、そして身近に寄り
添っておられる方)の意思に反して、何かを強要するものではない。

注:脳の狭い範囲に局在し、その部位にあるすべての神経細胞が傷害を受けた後には
それらの神経群が担っていた個々の神経機能の回復が望まれなくなること(たとえば
失明など)に対して、脳内の比較的広範囲、または、両側性に分布する神経群が
(=右脳にある神経群と左脳にある神経群が協調して)担う機能、例えば、自分や人
を認識する力、過去を思い出す力、喜怒哀楽や共感力、嚥下機能等が、神経の可塑性
によって、長い年月の後に回復することがある。すなわち、様々な脳機能の中には、
失われた後に年月を経て、回復可能な脳機能もある。

社会が長らくそのこと(遅発性意識の回復症例の存在)に気づけなかった理由には、
常識的なレベルでの「機能回復が絶望状態」と判断された後、上記のような回復可能
な神経機能の変化が詳細に半年、1年、2年、あるいは3年以上という長期間にわた
り医学的な視点から詳細に観察されたことがなく、また、その間に進行する四肢の拘
縮や廃用性萎縮が(将来にわたって使用されることがないと考えられるため、止むを
得ないものとの認識によって)積極的に防がれることなく、そのためにあらゆる内部
での変化や回復が見逃されてしまう、といった(少なくとも現状では、誰の責任とも
言えない)背景がある。

発症後の一定期間を経て、「意識の回復不能、四肢機能全廃(一生植物状態です)」
と診断された方がすべて長期生存を果たせるというわけではないところに、医療制度
を語る上での難しさがある。治療に関する保険医療を実践する病院の使命は、今治療
できる方を今治療するためにデザインされており、半年を経過した後の、その後長き
にわたる拘縮予防と、数年間、あるいは、それ以上の期間におよぶ日々のリハビリを
含めた継続的な取り組みが求められるという状況に(現行医療制度のままでは)対応
できない。今後は、その点に関する保険医療制度を変えるか、あるいは、介護法によ
る「意識は永久に生じず、あるいは、回復しない」と思われている方々への取り組み
と支援をさらに充実させる必要はあると思われる。

すくなくとも、本コンセプトの啓蒙に関する公的な支援は極めて妥当であり、実際、
2012年12月8日、岡山の総社市で行われた山元加津子さん、紙屋克子さん合同講演会
による白雪姫プロジェクトの初めての大規模な啓蒙活動においては、実質1000人以上
が参加し、岡山県教育委員会、総社市教育委員会、岡山県病院協会、岡山県看護協会、
吉備医師会、総社吉備路商工会、岡山県理学療法士会、岡山県介護福祉会、岡山県作
業療法士会を始め、数多くの公的組織やマスコミが後援団体として名を連ねた。

急性期や回復期の医療機関においては、「意識の回復不能、四肢機能全廃」との診断
を受けた圧倒的大多数の方が、その後に様々な合併症によってほぼ半年以内に亡く
なっていかれること(その方々がが受けた診断名が亡くなるまでその通り、紛れもな
い事実であったこと)は、今も昔もさほど変わっていない。すなわち、「意識の回復
不能、四肢機能全廃(一生植物状態です)」との診断を受けながらも、様々な合併症
を乗り越えて長期生存を果たされることは医療の歴史を振り返ると決してあたりまえ
のことではなく、現代医療の進歩によってもたらされたとも言える、選ばれし者、い
わばい厳しい競争を勝ち抜いた優等生でもある。それら優等生に対して社会が敬意を
表し、手厚い支援を行うことはその社会の品格である。

9.山元さん紙屋さん合同講演会(1000人集会)の総社での開催に関して 
総社市で開業されている長谷敏明医師(講演会実行委員長)は、開会挨拶にて、「宮
田俊也さんのような重症例の意識回復やリハビリによる機能改善は奇跡であろうと
思っていたが、昨年、紙屋先生の講演を聞き、宮田さんの回復が奇跡ではなかったと
いうこれまでの(自らの)無知を知りました。総社で挙げた灯火が全国に広がってい
くことを願っています。」との開催への思いを述べられた。次いで、片岡聡 総社市
長は、障害を持つ方の長年の孤独に触れ、「わたしたちの身代わりとなってくださっ
ている(に違いない)重い障害を背負った全市民のおよそ3%の方々へ、残りの97
%の健常な市民が全力で"尽くしているかどうか"、で市政の品格(quality)を計る
ことができる。総社市では、障害者就業率向上への挑戦、障害者1000人就業の実現を
目指しています。」と語られた。身近な方や一部のマスコミからは、「この不景気の
中、絶対に不可能だから(そのような無謀な挑戦は)止めておいた方がよい」との助
言(提言)を受けたが、「当初100人台であった就業障害者数が運動開始後の数年で
500人を超えており、あと数年での目標達成を目指している。総社市において(も)
障害者1000人就業の実現が不可能ではないことを全国に証明する。」との意気込みを
語られた。

「あなたは私だったかも知れないし、私はもしかしたら庭に咲くたんぽぽや降る雪
だったかもしれないね。・・・花がそこに咲くことは、それが大切だという証、わた
しがここにあることはそれが必要だという証」と般若心経の一節を心訳された山元加
津子さんと、植物状態とみなされた患者さんに日々付き添われる家族の切実な思いに
触れてより、看護(介護)者にできることを見つめ続け、今も尚、意識の回復がない
と思われている方々へのリハビリ技術の普及を含めた看護教育に多大な貢献をされて
いる紙屋克子さんとの合同講演会が、前述のごとく、自らの無知への反省から、白雪
姫プロジェクトの1000人規模での啓蒙を目指した志ある医師と、社会から置き去りに
されたかに思われる重い障害を持つ方を支えることで品格ある市政の実現を目指す気
高い市長という両雄を配する総社の地で(千人は集まらないであろうという多くの予
想を裏切って)華々しく開催されたことは決して偶然とは思えない。

開催まであと数か月と迫った準備期間において、「人がより集まりやすい都会の地へ
変更しては」との長谷実行委員長からの申し出を「(あなた方がおられるという聖
地)総社でやることに意味があるのです」と、山元加津子さんはどこまでも総社での
開催を応援し続けたとのこと。2012年12月8日の当日は、予想を上回る極寒日となっ
たが、キャンセル待ち、立ち見席を要する盛況となり、スタッフとして働いた総社の
人々は、総社市民会館とその周辺を日本一熱くした。

10.まとめ 
「一生植物状態です」、との宣告を受けられた方で、今現在、様々な合併所を乗り越
えて、半年以上の長期生存を果たそうとされている方、すでに果たされている方、か
つ、決して諦めたくはないが諦めるしかないと思っている家人(身近に付き添われて
いる方、または、施設のスタッフ)へ、このプロジェクトが持つ、「覚悟と責任を
持ってことに当たれば何かが変化する可能性はいつでも誰にでもある」「決して諦め
なくてよく、目の前にいる(彼/彼女が大好きな)あなたが取り組めばよい」、とい
うメッセージを届けたい。

以上、共感力(思いと思いを結びつける、または繋がる力)の強い山元加津子さんが
全国へ広めようとされている白雪姫プロジェクトの個人的、左脳的解釈です。私は以
前より、宮田俊也さんを遠くから応援していますが、総社で行われた合同講演会に参
加することで得られた情報が数多く含まれています。この場合の左脳とは、山元さん
が感じる共感力を解釈し、説明するための道具です。脳は「意識」を運ぶものと考え
られていますが、いわゆる「意識」ではなく、誰でもが持ってはいるが、必ずしもそ
の力が弱かったり、または、その存在に気付けない、時もある、「共感力」こそが
脳、または、命の本質ではないかと思います。山元さん(かっこちゃん)が誰かと繋
がる時、相手の意識レベルや道具の存在は全く考慮されていません。彼女の持つ強い
「共感力」は、人と人が必ず繋がれるということを示しています。
(独)国立循環器病研究センター 神経・脳外科(疾患分子)研究室長 柳本広二
・・・・・・

重なる部分もありましたが、私はやはり、もういちど載せさせていただきたかったの
です。ひろじちゃんは、宮ぷーがまだようやく思いを伝えることができるようになっ
た頃から、ずっと応援をしてくださいました。そのとき、先生はいつも、誰のことも
責めない姿勢が大切だと教えてくださいました。誰も、悲しまないでいられるように
と。それは、いつもどんなときも、大切な姿勢だし、白雪姫プロジェクトもそうであ
りたいと思います。
そのほか、白雪姫の仲間たちのページに、「いつも心に太陽を」のHPを追加しまし
た。そのお話しは明日書かせてくださいね。
http://rikugon.fan.coocan.jp/qingretari_tanttari/Home.html

かつこ

***
以下、お多福です。ひろじちゃん先生のご文章は難しいところもありますがとてもシンプルで分かりやすく説得力があると思いました。私も何回も読んで理解したいなと思いました。

クリスマスが終わった。イブの前夜祭23日は太郎と私はNutscraker (くるみ割り人形)のバレエを主人の妹たちと観に行く予定だったのだけど、この日は朝から腹痛があり吐き気もしたので私は行かない事にして私の代わりに父に行ってもらった。私の父はバレエやミュージカルが好きなので喜んでいってくれた。

アメリカではクリスマスの時期になるとNutscrakerの公演が各地である。主人の弟はベース奏者なのでこの時期いろんな所に演奏の仕事にも行く。私が観に行くはずだったオークランドのNutscrakerの公演でも演奏していたらしい。父も太郎も初めての経験でとても興奮して素晴らしかったと言う感想だった。

主人は今年はUCバークレーの劇場でゲイのNutscrakerを付き合いで観に行った。私も一緒に行きたかった!絶対ゲイの方が洗練されていて面白いと思っていたから。主人はゲイと聞いただけであまり気乗りがしないタイプなのだが観て帰ってきたときは『素晴らしかった!』の連発で私をますますうらやましくさせた。古典的な普通のバレエも素敵だけど、男の人が女役で女の人が男役で背の高さもバラバラ、体系も色々な人がモダンな衣装を身につけ生き生き踊っている姿の方が人間らしくてワクワクしてくる。アメリカらしいではないかと思う。

体調を崩して迎えた24日クリスマスイブは主人の妹の看護婦のストライキだった。その場所の病院はうちから近い事もあっていつも応援にいく。この日も私は少し元気になってきたので簡単な巻き寿司なんかを作って持っていった。朝、7時から多くの人たちが集まって大イベントになっていたらしい。すっかり寝坊をしてしまった私は昼過ぎに行った。連日の雨が嘘のようにこの日は朝から晴天だった。天も味方しているかな?と思った。早く経営者側の無謀なやり方を改善して一件落着すればいいなと願う。
DSCN8910.jpg

ここで、クリスマスらしい写真をー
DSCN8897.jpg
太郎がいとこと一緒につくったクリスマスクッキー

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DSCN8916.jpg
DSCN8917.jpg
DSCN8918.jpg
このブイヤベースのスープ皿と大皿は日本製。裏にsakuraと書いてある。85歳の義母が自分のドイツ人のお母さんから受け継いだものらしい。大切に2世代に渡って、使われているこのチャイナ(なぜかアメリカでは陶器をチャイナという)を見るたびに胸が熱くなる。
DSCN8919.jpg
クリスマスイブはいつも主人の両親の家でディナーパーティーになる。メニューはブイヤベース、ポレンタ、ほうれん草と洋梨のサラダと私の大好きなものばかり。これでもう、私の体調も機嫌も万全になったのだった。デザートは甘ーいクリスマスクッキー。太郎がクッキーを何枚食べようがクリスマスだけは干渉しない。普段は砂糖の入ったものはなるべく食べさせないようにしている鬼母。

DSCN8923.jpg
25日クリスマス当日は主人の妹の家でディナーパーティーだった。こちらは手作りハムとローストした野菜、サラダなど写真を撮り忘れました。。。

DSCN8922.jpg
デザートを食べながらプレゼント交換になった。アメリカ人はプレゼントを包装紙も破ってぐちゃぐちゃに素早く空ける。日本人の私だけテープを貼ってあるところとって空けている(笑い)。ぐちゃぐちゃの包装紙の山に猫が自分でうずくまって可愛かった!

皆さんも楽しいクリスマスを過ごされたと思います。だいたい日本と違ってアメリカでは家族が集まって日本の正月のの様にクリスマスを祝います。いろいろ準備も大変だけど終わると寂しいですね。。。








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ありがとう!
妹さんのところもストライキでしたね。
でもS系列の病院は今回はロックアウトされず翌日から働くことが出来たと思います。
私の勤務先も同日にスト!こちらは29日まで出勤できません(泣)
それにしても御家族で楽しいクリスマスが過ごせて良かったですね。
ウチは家族4人だけで全く面白みに欠けるクリスマスでした(笑)
でも健康で過ごせた事に感謝!
いつもナースの御支援ありがとう!
[ 2012/12/28 11:06 ] [ 編集 ]
RNさん、おつかれさまです。ストライキ、早く解決して欲しいですね。いい加減に看護婦さんたちも普通に働きたいですよね!家族水入らずのクリスマスもいいなと思います。本当に、健康で過ごせた事が一番ですね。同感!
[ 2012/12/28 13:55 ] [ 編集 ]
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プロフィール

お多福ちゃん

Author:お多福ちゃん
ゆかり マッカーシー 2006年
結婚を機にアメリカ カリフォルニア バークレーに住む。 山元加津子さんの「白雪姫プロジェクト」に賛同し応援するために苦手なPCと向き合いブログを始める。下の「白雪姫プロジェクト」をクリックしてください!

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